草間彌生がすごい! 「無限の網」を読んで。
- bouji161
- 2020年1月3日
- 読了時間: 1分
1950年代に単身渡米ニューヨークでの作家活動。
一つの水玉である自身の生命とつながる無限の宇宙の神秘を求める魂。
「私の生きていくための自己革命は、すなわち、死を見出すためであった。死の意味するもの、その色彩や空間の美、その死の後の静かさ、死の後の「無」、それらを含めた我が鎮魂のための芸術を作ることが私の使命である」「芸術家が他の人より特に偉いぬきんでた人種であるわけはない。労働者であろうと農民であろうと掃除人夫であろうとその人々が今日よりは明日、明日よりは明後日と、自分の生命への輝きと畏敬に一歩でも近づけたなら、虚妄と暗愚の中に埋もれた社会の中で、それは人間として生まれた人間らしい一つの足跡となるのではないか」無限の網より

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